九州ハワイアン協会会員 及び日本のフラダンサーの皆様にお知らせいたします。
私たち九州ハワイアン協会と、カプ・アルキーザ氏との間にて起こりました、フラの振り付けに関する裁判につきまして、多大なるご心配とご迷惑を皆さまにお掛けいたしましたことを心からお詫び申し上げます。
皆さまもご存知かと思いますが、私たち九州ハワイアン協会は、2014年10月まで九州ハワイアン協会に振り付けを提供していた、カオヒクカプラニ・キニマカ・アルキーザ(以下カプ氏)のフラの振り付けに関して、カプ氏との関係解消(本人都合により)の後、カプ氏より振り付けに対する著作料として2.503.440円と利息を入れた合計約3.000,000円を支払うよう訴えられました。
今回訴えられた振り付けは、ワークショップを開催した時に教わった6曲と、その振り付けがDVDに入りカプ氏により制作されたものです。どちらに対してもきちんと支払いをしています。
九州ハワイアン協会では、私たちなりの考えもあり、この著作料に関して裁判にて争って参りましたが、2018年9月20日大阪地裁によりカプ氏の訴えた約3.000.000円に対して、433,158円の支払いとの判決が出ました。
また同時に行われていたカプ氏よりの訴えの、ワークショップのキャンセル料金の3.851.910円と利息を入れた合計約4.500.000円に関しては、支払い義務なしとの結論が出ました。
この件が発生した当初のメディア報道に関して、九州ハワイアン協会はリーク及び一切の関与はいたしておりません。
また、この裁判の結論まで、公の場において、九州ハワイアン協会は公言をしてきておりませんでしたが、この場を借りて詳細を含めた事実のみを皆様にお伝え申し上げます。
今後、ワークショップで習った曲に対してどのように対処するかは、九州ハワイアン協会だけの問題ではなく、日本のフラダンサーに起こりうる問題です。もちろん金額の大小ではないとも思います。会員様にはカリキュラム(レパートリー)についての詳細を郵送にてお届けします。
また、弁護士と今後の対応について相談しております。
皆様にはご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
またご賛同頂いた多くの先生方に重ね重ね御礼申し上げます。
九州ハワイアン協会 会長伊藤圭子